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【読書】老後資金の不安をあっさり解消する方法【幸福の「資本」論――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」 Kindle版】

橘玲氏の「幸福の「資本」論」を読みました。

 

 

とても興味深い内容でした。

 

やや難解だったため、理解を少しでも深めようと思い、章ごとにまとめております。

 

 

www.ngtrpt.com

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今回は、「自己実現のための人的資本」に関してまとめました。

 

私には読み解くのが難しく、まとめるのに時間がかかってしまいました。

 

話が多岐に渡っているうえ、初めて知る単語もあり難解…。

 

どこまで分かりやすくできるか、要点をまとめられるか自信はありませんが試みてみようと思います。

 

  • 仕事観に思い悩む方
  • 今後の働き方を模索している方
  • 老後に不安のある方

 

 以上のような方に参考になればと思います。

 

 

自己実現のための人的資本

 

  • 人的資本は、最も重要な「富の源泉」。
    我々は、人的資本を用いて仕事から得られる収入を最大化しようとしている。
    加えて、自己実現することも目的となっており、この2つを両立させることが理想の働き方。

 

  • 日本的なサラリーマンは、メンバーを中心とした、閉鎖的な組織の中で働かざるを得ず、グローバルスタンダードと異なる。
    目立たず、悪評を避けることが最適解となっていて、構造的に年齢とともに行き詰まるようになっている。

 

  • 理想の働き方とは、好きなことに人的資本を投入すること。
    その場において、マネタイズできるニッチを見つけ、官僚化した組織との取引から収益を獲得すること。

 

  • 老後が経済的に不安な理由は、老後が長いからであり、好きな仕事をし続け生涯現役であれば、老後不安は解消される。

 

以上が要点となるかと思います。

 

仕事探しの基準

この章ではかなりの量を割き、サラリーマンとして働くことが、如何に特殊で不合理であるか書かれていました。

 

一般企業に勤める方が、この部分を読んだなら、暗澹たる気持ちになることでしょう。

 

ただ、幸いにも一筋の光明として対策も示されています。

 

それは、好きなことを仕事にする

 

 

うーん。

 

どうなんでしょう。

 

みんな、これができたら苦労はない。

 

できないから思い悩む。

 

だから、以下の様に書かれたのでしょう。

 

「好きを仕事にする」以外に生き延びることができない残酷な世界に投げ込まれてしまったのです。

 

とはいえ、この辺は考え方次第であるとも言えます。

 

レビューした「林修の仕事原論 (青春新書インテリジェンス)」にあったように、「やりたい、やりたくない」に関わらず、「できる、できない」を基準に仕事をすることも一つの方法でしょう。

 

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また、以下にツイートした様に、自分の道がハッキリしていれば、日々は穏やかに過ごせます。

 

 

そもそも好きかどうかは、やってみないと分かりません。

 

ツイートの記事にありますが、「テンポよく失敗する」のは確かに必要でしょう、いきなり成功することは稀なことな訳で。

 

トライアンドエラーを数多く繰り返した先に、好きなものが見つかるのかなと。

 

あとは、自分が好きなことの要素は分析しておくと良いかもしれません。

 

100%大好きというものはナカナカないでしょうけど、70~80%くらいは好き程度でも何とかなりそうです。

 

だから、その割合を占める本質的な要素を自覚していれば、好きなことの幅も広がるのではないでしょうか。

 

そうすれば、好きの要素が含まれる全ての物事を、好きになることができそうです。

 

 

ニッチの意味

 

ニッチをマネタイズするためには、どの様にするべきか。

 

本書では以下の様に3つ方法が挙げられていました。

 

  • 小さな土俵で勝負する
  • 複雑さを味方につける
  • 変化を好む。

 

基本的には、官僚化した様な大きな組織からはイノベーションは生み出し難いと橘氏は説きます。

 

そこで、好きなことをプロフェッションとした個人が、組織に代わってイノベーションを生み出していく。

 

大企業では手の届き難いコンテンツを個人が発信していくことが、これからの知識社会で自己実現と収入の最大化を両立させる方法であると。

 

というのが、今後個人がフリーエージェントととして生きるために必要なことの概要として書かれており、理屈では分かります。

 

が、理屈で分かっても、実感として腑に落ちてこない。

 

カタカナがやたら多いのも要因かもしれませんが、具体的にどういうことなのか、自らの体験を基に言えることがない。

 

というのが、正直なところで、こうした視点は私には無かったのだな、ということが分かりました。

 

それが、この章を読み解くのに苦労した一因かもしれません。

 

自分の身に置き換えて考え、本を読むなどして、もう少し情報を得ることが必要な様です。

 

老後資金をいかにするか

 

これまでの日本の労働形態は、一般的に終身雇用制度が採用されていると言われていました。

 

こうした制度は、すでに瓦解していると言われて久しいですが、それに伴い老後の生活費をどの様に捻出するかも課題となっています。

 

ひと世代前には、安定した雇用と、年功序列の給与体系により、老後資金も一定水準までは確保できていました。

 

しかし、労働形態が変化し、人生100年時代と言われて老後も長くなっています。

 

この様な現状を踏まえて、橘氏は以下の様に我々に問いかけます。

 

20歳から 60歳まで働いて積み立てた原資で 、 100歳までの 40年間の生活が保証されるなどという夢のような話がほんとうにあるので しょうか 。

 

 

ない。

 

 

もはや断言できるほどのレベルです。

 

つまるところ、これまでのように保証された老後がないことが、漠然とした不安に繋がっています。

 

しかし、老後の不安の原因は、現役を終えた後の時間が長いことであり、可能な限り現役でいること。

 

老後を短くすることが解決策であると橘氏は述べています。

 

これまで私は、組織に所属し、定年が来たら退職するものだという固定観念に囚われていました。

 

ですので、「60歳で定年だろうか…、せめて65歳まで働かせて貰えないだろうか.…」などと思案していました。

 

しかし、65歳でも70歳でも、80歳でも働ける環境を構築しようと考えれば、受身ではなく、主体性をもって働くことを捉えることができます。

 

思えば単純なことでしたが、私には目から鱗の発想でした。

 

 

まとめ

老後を短くすれば、老後不安は減少する。

 

当たり前のことではありますが、的を得ています。

 

しかし、そのためには「好きなこと」を仕事にする必要があると述べられています。

 

難しいことですが、自分が好きだと思う要素を分析し、抽象化しておくことは、様々なことへ適応できうるかと思います。

 

また、「好きなこと」を見つけるためには、様々なことに挑戦し、トライアンドエラーを繰り返す姿勢が必要かと思います。

 

その上で、マネタイズできるニッチを見つける。

 

私は、この点において語れることがないことに気づかされました。

 

今後の課題として自覚できたので、良かったと思います。

 

私は、この章を読むことにより、80歳まで働き収入を得つつ、自己実現を果たすニッチを探していくことが一つの目標となりました。